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自分に合う就労継続支援B型事業所の見つけ方|探し方と利用開始までの流れ


どこで探せる?主な相談先と情報源
自分に合った就労継続支援B型(B型)事業所を見つけるには、信頼できる情報源を活用することが大切です。まずは、お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口や、地域の「指定特定相談支援事業者」(サービス等利用計画を作成してくれる専門機関)に相談してみましょう。地域の事業所リストや手続きについて教えてくれます。また、独立行政法人福祉医療機構(WAM)が運営する「WAM NET 障害福祉サービス等情報公表システム」は、全国の事業所の詳細情報(作業内容、工賃実績、職員体制など)をオンラインで検索・比較でき、非常に便利です。その他、ハローワークや通院中の医療機関、インターネット検索なども活用できます。
失敗しない!事業所選びのポイント
気になる事業所が見つかったら、必ず「見学」を申し込み、実際に訪問しましょう。事業所の雰囲気、作業内容、スタッフや他の利用者の様子などを直接確認することが重要です。さらに「体験利用」が可能であれば、実際に数日間作業に参加してみることを強くお勧めします。仕事内容が自分に合っているか、無理なく通えそうかなどを具体的に確かめられます。選ぶ際は、作業内容への興味、通いやすさ(場所や交通手段)、事業所の雰囲気、スタッフとの相性、自分の目標と合っているかなどを総合的に考えて判断しましょう。
利用開始までのステップ
通いたい事業所が決まったら、市区町村の窓口でB型利用のための申請を行い、「障害福祉サービス受給者証」の交付を目指します。申請後(または並行して)、利用者の状況を把握するためのアセスメント(評価)が行われます。2025年10月からは、多くの新規申請者に対して、原則として「就労選択支援」サービスを利用し、アセスメントを受けることになります。その後、「指定特定相談支援事業者」の支援を受けながら「サービス等利用計画案」を作成・提出し、審査を経て受給者証が交付されたら、事業所と正式に契約を結び、利用開始となります。相談支援事業者と連携しながら進めることが大切です。