大阪の税理士・初回相談、何を準備し何を聞くべき？【完全ガイド】

大阪で気になる税理士が見つかったら、次のステップは「初回相談（面談）」です。多くの場合、30分～1時間程度の無料相談が設けられていますが、この限られた時間を最大限に活用し、最適な税理士選びにつなげるためには、事前の準備と的確な質問が不可欠です。

相談前に準備しておくべきこと

まず、相談の目的を明確にしましょう。自社の事業内容、現在の経営状況、税理士に依頼したい具体的な業務内容（記帳代行、決算申告、節税相談、相続対策など）、そして現在抱えている課題や悩みを簡潔にまとめておきます。可能であれば、直近の決算書や確定申告書などの関連資料も用意しておくと、話がスムーズに進みます。そして最も重要なのが、「聞きたいことリスト」を作成しておくことです。

相談時に必ず確認したい質問リスト（例）

限られた時間で効率よく情報を得るために、以下のような質問を事前にリストアップしておくと良いでしょう。

• 得意な分野や業種、これまでの実績
• 具体的にどのようなサービスを提供してくれるのか（サービス範囲）
• 料金体系の詳細（月額顧問料、決算料、追加料金が発生するケースなど）
• コミュニケーションの方法や頻度（電話、メール、チャット、面談など）
• 担当者は誰になるのか（所長か、スタッフか）
• クラウド会計ソフト（freee、MFクラウドなど）への対応状況
• 弁護士や社労士など、他の専門家との連携はあるか

相談中のチェックポイント

質問への回答内容だけでなく、相談中の税理士の態度や雰囲気も重要な判断材料です。専門用語を使わずに分かりやすく説明してくれるか、こちらの話を丁寧に聞いてくれるか（傾聴姿勢）、質問しやすい雰囲気か、といったコミュニケーション面をチェックしましょう。また、事務所全体の雰囲気なども、可能であれば感じ取ってみてください。「この人なら信頼できそう」「長く付き合えそう」といった直感（相性）も大切にしましょう。

初回相談は、税理士を見極めるための絶好の機会です。しっかりと準備をして臨み、有意義な時間にしましょう。