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沖縄で会社設立!知っておきたい手続きとポイント【費用を抑える方法も】

沖縄で会社設立!知っておきたい手続きとポイント【費用を抑える方法も】のメイン画像

美しい海と独自の文化、アジアへの玄関口としての地理的優位性を持つ沖縄。近年、移住や起業の地としても注目を集めています。この記事では、沖縄で会社設立を考えているスタートアップや起業家の方々に向けて、具体的な手続きの流れ、費用、沖縄ならではのメリット、そして活用したい支援制度について詳しく解説します。

なぜ沖縄で会社設立?魅力とメリットを深掘り

沖縄での会社設立には、他の地域にはないユニークな魅力とメリットがあります。

  • アジアへの近接性
    • 日本本土はもちろん、台湾、香港、東南アジア諸国へのアクセスが良く、グローバルなビジネス展開の拠点となり得ます。
  • 成長する産業
    • 豊かな観光資源を活かした観光関連産業に加え、国や県の施策によりIT産業も急速に集積しています。
  • 独自の文化とライフスタイル
    • 琉球王国時代からの独自の文化が根付き、温暖な気候と豊かな自然環境は、魅力的なワークライフバランスを実現できる可能性があります。
  • 充実した支援制度・税制優遇
    • 「沖縄振興特別措置法」に基づき、特定の地域や産業分野で会社を設立・運営する場合、投資税額控除や特別償却、法人税の所得控除など、様々な税制上の優遇措置を受けられる可能性があります。(※適用には条件があります)
  • 会社設立による一般的メリット
    • 個人事業主と比べて社会的信用度が高まり、資金調達や人材獲得において有利になります。

会社形態の選択:株式会社?合同会社?

会社設立にあたり、まず「株式会社」と「合同会社」のどちらにするかを選択します。

  • 株式会社
    • メリット: 社会的信用度が高く、株式発行による大規模な資金調達も可能です。将来的な上場(IPO)も視野に入れられます。
    • デメリット: 設立費用(定款認証手数料、登録免許税など)が合同会社より高くなり、役員の任期や決算公告義務もあります。
  • 合同会社
    • メリット: 設立費用が株式会社より安価です。定款で自由な組織設計が可能で、経営の自由度が高く、役員の任期や決算公告義務もありません。
    • デメリット: 株式会社に比べて認知度や信用度が低いと見なされる場合があります。

沖縄での事業内容や規模、将来の展望(アジア展開、上場目標など)、初期費用を考慮して、最適な形態を選びましょう。地域密着型のスモールビジネスなら合同会社、IT系スタートアップや海外展開を目指すなら株式会社、といった視点も有効です。

沖縄での会社設立:具体的な手続きの流れ

会社設立の手続きは、以下のステップで進めるのが一般的です。

Step 1: 会社の基本事項の決定

まず、会社の骨組みとなる以下の項目を決定します。

  1. 商号(会社名): 類似商号がないか、法務局のオンラインシステム等で確認しましょう。
  2. 事業目的: どのような事業を行うかを具体的に記載します。将来行う可能性のある事業も記載しておくと良いでしょう。
  3. 本店所在地: 大阪府内のどこに本社を置くかを決めます。自宅や賃貸オフィス、バーチャルオフィスなどが考えられます。
  4. 資本金: 1円から設立可能ですが、事業の初期費用や運転資金、信用度を考慮して適切な額を設定しましょう。
  5. 発起人(株式会社)/ 社員(合同会社): 会社を設立する人(出資者)を決めます。
  6. 役員構成(株式会社): 取締役などの役員を決めます。
  7. 事業年度: 会社の決算期をいつにするか決定します。

Step 2: 定款の作成・認証(株式会社の場合)

会社の基本ルールである「定款」を作成します。

  • 記載事項
    • Step 1で決めた基本事項などを盛り込みます。
  • 定款の種類と費用削減
    • 紙定款
      • 作成した定款を紙で印刷し、公証役場で認証を受ける場合、収入印紙代4万円が必要です。
    • 電子定款
      • PDF形式で作成し、オンラインで認証を受ける方法です。収入印紙代4万円が不要になるため、コスト削減に繋がります。ただし、専用のソフトやICカードリーダーライターが必要です。後述する「マネーフォワード 会社設立」などのクラウドサービスを利用すれば、これらの機器がなくても電子定款の作成サポートを受けられます。
  • 定款認証 (株式会社のみ)
    • 作成した定款は、公証役場で認証を受ける必要があります。大阪府内には複数の公証役場があります。合同会社の場合は認証不要です。

Step 3: 資本金の払込み

発起人(社員)個人の銀行口座に、定められた資本金を振り込みます。その通帳のコピーなどが払込みを証明する書類となります。

Step 4: 登記申請書類の作成・提出

  • 必要書類
    • 登記申請書、定款、発起人の決定書、役員の就任承諾書、印鑑証明書、資本金の払込証明書などが必要になります(会社形態により異なります)。
  • 提出先
    • 本店所在地を管轄する法務局に提出します。大阪府内には複数の法務局・支局・出張所がありますので、管轄を確認しましょう。
  • 申請方法
    • 窓口持参、郵送、オンライン申請(GビズIDなどが必要)があります。
  • 登記完了
    • 申請後、不備がなければ通常1週間~10日程度で登記が完了し、会社設立です。
    • ただし、会社設立日は法務局への登記申請日となります。

Step 5: 会社設立後の諸手続き

登記が完了したら、以下の手続きを行います。

  • 税務署
    • 法人設立届出書、青色申告の承認申請書、給与支払事務所等の開設届出書などを提出します。
  • 都道府県税事務所・市町村役場
    • 法人設立届出書などを提出します(沖縄県税事務所、および本店所在地の市町村)。
  • 年金事務所
    • 健康保険・厚生年金保険の新規適用届などを提出します。
  • 労働基準監督署・ハローワーク
    • 従業員を雇用する場合、労働保険関係の手続きを行います。
CHECK!

沖縄で会社設立する際のポイントと注意点

  • 専門家の活用
    • 司法書士(登記)、行政書士(定款作成・許認可)、税理士(税務・設立後の顧問)などの専門家に相談・依頼することで、手続きをスムーズかつ正確に進められます。費用はかかりますが、時間と手間を大幅に削減できます。沖縄には多くの専門家がいますので、無料相談などを利用して比較検討しましょう。
  • 設立費用の目安
    • 株式会社
      • 定款認証手数料(約5万円)、登録免許税(最低15万円)、その他(印鑑作成費など)で、最低でも20万円以上かかります。ただし、電子定款を利用すれば収入印紙代4万円が不要になります。
    • 合同会社
      • 登録免許税(最低6万円)、その他で、最低でも6万円以上かかります。(合同会社は定款認証・印紙代不要)
  • 許認可の確認
    • 行う事業によっては、営業を開始する前に許認可が必要な場合があります(例: 介護・福祉業、飲食業、建設業、古物商など)。事前に沖縄県や関係省庁のウェブサイトで確認しましょう。
  • 沖縄独自の支援制度・税制優遇の活用
    • 沖縄振興特別措置法
      • 情報通信産業振興地域、産業イノベーション促進地域、観光地形成促進地域などで税制優遇を受けられる可能性があります。対象地域や業種、要件をしっかり確認しましょう。
    • 補助金・助成金
      • 沖縄県や市町村、各種支援機関が提供する創業補助金や事業支援助成金などの情報を積極的に収集しましょう。(例:沖縄IT津梁パーク関連支援など)
  • 人材確保
    • 沖縄県はUIターン支援にも力を入れています。必要な人材像を明確にし、県の支援策なども活用しながら採用活動を進めましょう。

設立費用を賢く抑えるには?「マネーフォワード 会社設立」の活用

会社設立には、上記のような法定費用(登録免許税、定款認証手数料など)の他に、専門家へ依頼する場合はその手数料がかかります。この専門家への報酬を抑えつつ、手続きの手間も削減したい場合に有効なのが「マネーフォワード 会社設立」のようなクラウドサービスの活用です。

  • マネーフォワード 会社設立とは?
    • Webサイト上で必要な情報を入力していくだけで、定款や登記申請に必要な書類のひな形を自動で作成してくれるサービスです。ガイドに従って進められるため、初心者でも比較的スムーズに準備を進められます。
  • 費用削減のメリット
    • 電子定款に対応
      • 株式会社設立の場合、収入印紙代4万円が不要になります。(別途、電子定款作成の代行手数料等がかかる場合がありますが、印紙代よりは安価なことが多いです)
    • 専門家への依頼費用削減
      • 司法書士などに設立手続き全体を依頼する場合と比較して、費用を大幅に抑えられます。
  • その他のメリット
    • 手続きの流れが分かりやすい。
    • 必要な書類を効率的に準備できる。
    • サービスによっては、提携している司法書士や税理士の紹介を受けられる場合もあります。
  • 注意点
    • サービスの利用自体に料金がかかる場合があります(無料プラン・有料プランがあることが多い)。
    • 書類作成のサポートは受けられますが、公証役場での認証手続き(株式会社の場合)や法務局への登記申請は、基本的に自分で行うか、別途専門家へ依頼する必要があります。
    • 非常に複雑な定款設計などには対応できない場合があります。

自分で全ての手続きを行う手間や時間、専門家へ依頼する費用、そしてクラドサービスの利用、それぞれのメリット・デメリットを比較し、最適な方法を選びましょう。

まとめ

沖縄での会社設立は、豊かな自然や独自の文化、アジアへの近接性、そして手厚い支援制度といった多くの魅力があります。手続き自体は全国共通の部分が多いですが、沖縄ならではの優遇措置やビジネス環境を最大限に活かすためには、事前の情報収集と準備が不可欠です。

設立はあくまでスタート地点です。必要であれば専門家や支援機関の力も借りながら、沖縄でのビジネスの成功を目指しましょう!

参考資料

コラム:沖縄県の法務局

不動産の所有権や会社の設立情報などを公に記録する「登記」、あるいは金銭などを一時的に預ける「供託」。これらは私たちの権利や財産を守る上で重要な制度であり、その手続きの窓口となるのが「法務局」です。沖縄県内にも那覇地方法務局とその支局・出張所が設置され、地域住民や企業の法的な活動をサポートしています。

法務局の主な業務と沖縄県内の体制

法務局が担う中心的な業務は「登記」です。土地や建物の権利関係を公示する「不動産登記」と、会社の設立や役員変更などを記録する「商業・法人登記」があり、これらは社会的な信用の基盤となっています。このほか、供託に関する手続きや、一部の法務局では戸籍・国籍に関する事務も取り扱っています。沖縄県においては、那覇市にある那覇地方法務局(本局)が中心となり、沖縄市、名護市のほか、離島である宮古島市や石垣市などにも支局や出張所が配置され、それぞれの地域を管轄しています。

登記手続きや相談での利用について

不動産を購入したり、相続したりする際や、会社を設立・運営していく過程では、法務局での登記申請が必要となります。これらの手続きは専門的な知識が求められることもありますが、法務局では申請方法についての案内を受けることができます(登記手続案内)。ただし、個別の事案に対する法律相談は弁護士や司法書士の業務範囲となります。近年では、オンライン申請システムの利用も可能です。法務局を利用する際は、不動産の所在地や会社の本店所在地などによって管轄が決まっているため、事前に確認することが大切です。

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